研究内容
暗号理論の研究者です.また情報セキュリティや理論計算機科学にも広く興味をもっています. 特に,機能を損なうことなくコンピュータプログラムを保護する方法,情報を漏洩することなく安全に計算を行う方法,効率的かつ用途が多岐にわたる暗号要素技術の設計を重点的に研究しています.より具体的な研究テーマは以下の通りです.
- プログラム難読化およびプログラム電子透かし
- 関数型暗号
- 制限可能擬似ランダム関数
- 格子に基づく暗号
近況
- 2019年1月. 非対話ゼロ知識証明の論文が Eurocrypt 2019 に採録決定しました.
- 2018年12月. 適応的安全な制限可能擬似ランダム関数の論文 が PKC 2019 に採録決定しました.
- 2018年12月 漏洩耐性IDベース暗号の論文が PKC 2019 に採録決定しました.
- 2018年12月. TCC 2019 のプログラム委員に招待されました.
- 2018年10月. 適応的安全な制限可能擬似ランダム関数の論文 を ePrint archive に公開しました.
- 2018年10月. 一方向性関数に基づくビット固定制限可能擬似ランダム関数の論文 を ePrint archive に公開しました.
- 2018年10月. 関数型暗号の論文 を ePrint archive に公開しました.
略歴
- 2016年7月より東京工業大学 情報理工学院特定准教授
- 2014年10月から2015年12月まで Northeastern 大学にて客員研究員(Daniel Wichs 助教と共同研究,肩書は当時)
- 2010円9月.博士(理学)を東京工業大学にて取得 (指導教員:田中 圭介 教授)
- 2007年4月.NTT 情報流通プラットフォーム研究所 (現 セキュアプラットフォーム研究所)配属
- 2007年3月.修士(情報学)を京都大学 情報学研究科にて取得
- 2005年3月.学士(工学)を京都大学 情報学科にて取得